パリ首都圏の公共輸送機関、2019年夏から紙の乗車券が廃止に

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パリ首都圏の公共交通機関(地下鉄、バス、トラム、郊外線)の紙の乗車券が2019年夏から廃止される。首都圏の公共交通機関の統括組織、イルドフランス・モビリテ(旧STIF)が10月3日に発表した。リチャージ可能な乗車カード「Passe Navigo」は維持され、またこれに加えて、NFC(近距離無線通信)技術を利用した、スマホを通じて公共輸送機関が利用できる新サービスが導入される。利用者のスマホにダウンロードされた電子乗車券で改札の出入りが可能となる。新サービスは、導入に先立ち、2018年夏から試験が開始される。
イルドフランス・モビリテによると、新サービスの利用が可能な型のスマホは90万台程度とみられるが、最終的には利用者数は300万人に達すると予想する。観光客や公共輸送機関の利用が不定期な人は、紙の乗車券の代わりに「Passe Navigo」を利用することになる。
乗車券の電子化にかかる費用は1250万ユーロに上り、このうち600万ユーロはNFC乗車券ソリューション・サービスにかかる出費(3年分)が占める。この費用の全額をイルドフランス・モビリテが負担する。