上院選:共和党が勝利、マクロン大統領のLREM党は後退

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24日に上院選挙の投開票が行われた。保守野党の共和党が議席を伸ばし、上院における第1党の地位を固めた。マクロン大統領のLREM党は改選前より後退し、期待していた勢力拡大に失敗した。
上院は議席数が348で、3年毎に半数が改選される。直接選挙ではなく、下院議員と地方議員を有権者とする間接選挙で行われることから、現状での自治体における各党の勢力分布が結果を大きく左右する。選挙速報によると、共和党は143-159議席を確保する勢いで、改選前の142議席を上回るのが確実になっている。マクロン政権が決めた一連の措置(市町村の運営に直接の影響を及ぼす、公的援助を伴う雇用の削減など)への反発も、共和党にとって追い風になった。共和党所属のラルシェ議長も議員として再選を果たし、議長続投に向けて大きく前進した。また、中道会派の「中道同盟」も50-55議席を獲得する勢いで、改選前の42議席を上回る見通し。
他方、社会党会派も72-79議席を獲得する見込みで、改選前の86議席からの目減りを最小限に留めることに成功した。共和党と同様に、自治体に足場がある既成政党が強みを見せた。半面、新参のLREMは逆風となり、改選前の29議席に対して、改選後には23-27議席に後退。LREMは40議席程度を確保した上で、他の政党から議員を切り崩して、合計で一定の勢力を確保することを狙っていたが、あてが外れた格好になった。