カルフール、自家播種の青果販売を開始

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

食品小売大手カルフールは20日、自家播種の青果の販売を開始した。全国5000店舗のうち40程度の店舗で、十数種の果物・野菜の販売を開始した。「禁止された取引」と銘打った広告キャンペーンも開始した。
農家が自ら種を採取し、これを播いて栽培をする行為は禁止されていないが、自家採取の種子を売買することは禁止されている。自家播種の野菜は、種苗大手の管理下にない伝統的な在来種を保存し、消費する手段として、健康志向や本物志向の高まりの中で注目されるようになっており、カルフールはこれに目を付けて、販路を提供することを決めた。
種苗業界団体GNISはこれについて、自家播種の青果の販売が禁止されているというのは誤りであり、そのような誤解を招く広告を展開するのは消費者に対する欺瞞行為だと非難するコメントを発表。自家播種の生産者の側では、大手が商業的な意図から販売に乗り出すことへの警戒感があるものの、広く消費者に自家播種の存在を知ってもらい、関心を高める上で効果があると歓迎する向きもある。