24日に上院選、与党LREMは「上下院で5分の3」の確保目指す

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24日に上院選挙の投開票が行われる。上院議員は総勢348人、任期は6年で、3年ごとに半数が改選される。市長村長など主に地方議員からなる選挙人による間接選挙で行われる。
マクロン大統領のLREM党は当初、協力する中道勢力を含めて上院で過半数を確保することを目指していたが、選挙制度もあり、保守勢力の優位は動かないことから、戦略を切り替え、上下院合計で5分の3の議席数を確保することを目標に再設定した。この5分の3というラインは、国会による憲法改正に必要となるもので、マクロン大統領が予告した憲法改正を、国民投票という賭けに出ることなく実現することが可能になる。
現在、LREMは協力関係にある政党と共に、下院で395議席を確保している。上下院で5分の3の議席を確保するには、上院であと160議席程度の確保が必要になる。LREMで改選後の議席数を50議席まで引き上げ、あとは、他党から議員を切り崩して、合計で必要な議席数を確保するという戦略で、共和党から30人強、社会党から25人、急進党から15人、中道から40人といった数字が取り沙汰されている。立候補者の擁立でも、中道勢力の候補者にLREMの候補をぶつけないなどの配慮をして、選挙後の協力関係構築を準備している。