2024年夏季五輪、パリ開催が正式決定

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

国際オリンピック委員会(IOC)は9月13日にペルーのリマで総会を開き、2024年と2028年の夏季五輪の開催地を正式決定した。予定通り、2024年がパリ、2028年がロサンゼルスに決まった。
パリでの夏季五輪の開催は、1900年と1924年に次いでこれが3回目。100年ぶりの開催となる。大会の大部分はパリ首都圏で開催され、マリンスポーツについてはマルセイユを、サッカーについては一部の地方都市を会場とする。既存の施設を最大限に活用する安上がりの大会が売り物の一つで、大会予算は66億ユーロ、うち36億ユーロが大会運営予算、30億ユーロがインフラ整備費となる。インフラ整備では、パリ北郊サンドニ・プレイエル市に選手村が建設され、マルセイユ市にも選手村が整備される。また、やはりパリ北郊のセーヌ・サンドニ県内に、オリンピック・プールとメディアセンターが整備される。選手村は大会後に住宅(5000戸)に鞍替えされる。荒廃した都市郊外地区として問題も多いセーヌ・サンドニ県の振興に果たす役割が期待されている。インフラ整備ではこのほかに、フランス政府がIOCにした約束に沿って、ロワシー・シャルルドゴール空港とパリ東駅を結ぶ直通列車CDGエクスプレスの整備(2018年の着工、2023年末の開業)が行われる。
招致成功により、五輪組織委員会が5ヵ月以内に設置される。委員長にはカヌーで五輪金メダルのトニー・エスタンゲ氏が、事務総長にはエティエンヌ・トボワ氏が就任し、招致委員会の顔ぶれがそのまま引き継がれる。インフラ整備では新設の公社Solideoが事業主体となる。会長はパリ市市長が務めるが、国が過半数株式を取得し、経営権を確保する。