国語辞典プチロベール、刊行50周年

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国語辞典のプチロベールが今年に刊行50周年を迎えた。プチロベールはロベール大辞典の縮刷版として、1巻本の国語辞典の形で1967年に刊行。以来、1度の大型改定を含めて、毎年の改定がなされている。出版元のロベール社(スペインのプラネタ社傘下の仏エディティス・グループ子会社)によると、同社の紙版の辞典の販売は年間5-6%程度の減少を記録している。フランスでは2500万ユーロ程度の売上高を達成、堅調が続いているというが、同社の場合、売上高の半分は外国が占めている。この9月の新学年は同社にとって書き入れ時で、売上の半分がこの時期に集中する。紙版では、学習辞典の販売を強化、また中高生対象の教科書の販売にも多角化した。デジタル化やインターネットへの対応も課題で、デジタル版を利用できるUSBメモリを紙版とセットで販売するなどして、マルチチャネル展開を志向。同社の場合、競合のラルース(アシェット社傘下)とは異なり、デジタル版は有料で提供しており、現在では紙版に迫る収入源となっている。このほか、語学関係のサービスにも多角化。「ロベール」ブランドのスペルチェッカーを2013年に法人・行政機関向けにリリースするなど事業を展開している。