フランス:小さくなる世帯規模

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仏INSEE(国立統計経済研究所)の調査によると、フランスでは世帯数は増加しているが、同時に世帯規模は縮小に向かっている。世帯総数は2013年に2850万世帯に達し、1999年と比較して420万の増加(17%増)を記録したが、この期間中に総人口は9%しか増えておらず、世帯規模の縮小が世帯数の増加の一因となっている。平均世帯人員は1999年の2.4人が2013年には2.2人になった。
2013年の人員別での世帯分布をみると、単独世帯が全体の35%、2人世帯が33%を占め、3人以上の世帯は32%に過ぎない。1999年比で単独世帯は240万増、2人世帯は180万増を記録した。対照的に人員が3人以上の世帯数は1982年以後減少の一途を辿っている。5人以上の世帯は1960年代には全体の20%程度を占めていたが、2013年には6%程度にまで後退した。
こうした傾向は、人口高齢化のせいもあるが、離婚の増加をはじめとする生活様式の変化にも由来している。高齢者の一人暮らしが増え、75才以上では38%(男性の21%、女性の48%)が一人暮らしだという。また離婚の増加に伴い単親家庭も増加しており、18才未満の子どもがいる世帯の22%を占めるに至った(1990年には12.5%)。