ブーローニュの森のジャルダン・ダクリマタシオン、改装工事を開始へ

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

パリ・ブーローニュの森にあるレジャー施設「ジャルダン・ダクリマタシオン(順化園)」で改装工事が始まる。同施設を運営するコンソーシアムが29日に発表した。
ジャルダン・ダクリマタシオンは1860年、ナポレオン3世による第2帝政期にオープン。当初は珍しい動植物を展示する場所として、パリ市民に親しまれた。現在は主に子供向けの遊園地として知られるが、コンセプトが古くなったことから、てこ入れのために6000万ユーロを投資して刷新を図ることになった。同施設は2016年9月以来、LVMH(高級ブランド)が80%、コンパニーデザルプ(スキー場、テーマパークなど運営)が20%を出資するコンソーシアムが、パリ市からコンセッション契約を得て運営しており、同コンソーシアムが投資額を負担する。具体的には、2700万ユーロが新アトラクション17基の設置と既存のアトラクション23基の改修に充当される。ジュール・ベルヌの世界を再現した新アトラクションが導入される。他方、3300万ユーロは、1960年代に建設された施設の取り壊しと第2帝政時代の建物(厩舎や鳥小屋など)の美化・改修などに充当される。ミニトレインなどレトロな味わいのある名物設備は維持される。
工事は9月4日に始まり、2018年5月1日までの予定で行われる。工事中も営業は継続される。改装後には入場料が現行の3.5ユーロから4.9ユーロに引き上げられ、「乗り放題パス」が29ユーロで提供される。なお、コンソーシアムは年間200万ユーロの占有料をパリ市に納付しており、また、売上高が一定を超えた分について、5%のロイヤルティを納めている。