国内の果物野菜価格、今夏は値下がり

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仏ファミーユ・リュラル全国連合会(消費者、教育問題などに取り組む団体)が8月24日、青果価格に関する2017年調査報告を発表した。今夏に果物と野菜それぞれ8種類の小売価格を32県で調査した。2016年は悪天候の影響を受けて、価格は果物で18%、野菜で10%上昇したが、2017年には果物で8%、野菜で7%低下した。ただし10年来の価格上昇は果物で18.6%に達し、インフレ率(12.2%)を上回る。野菜の値上がり率は7%。
種類別の1kg当たりの価格はいちご(7.85ユーロ、+2%)、さくらんぼ(6.14ユーロ、−15%)、人参(1.29ユーロ、−16%)、サラダ菜(1個、0.95ユーロ、−4%)など。なお、メロン(2.22ユーロ、−10%)は、天候の関係でフランス産とスペイン産が同時期に市場に出回ったことやフランスにおけるメロンの過剰生産により価格が低下した。なお値下がりが最も目立ったのはアプリコット(3.02ユーロ、−26%)、ジャガイモ(1.39ユーロ、−22%)で、最も値上がりしたのはトマト(2.09ユーロ、+8%)、なし(2.79ユーロ、+5%)。
オーガニックに限ると、果物で0.1%、野菜で3%の価格上昇となった。オーガニックの価格は従来の果物野菜のほぼ2倍で、一家族(4人)が毎日、5種類の果物と野菜を食べるとすると、月間当たりでオーガニックでは総額240ユーロとなるが、オーガニック以外の果物野菜では120ユーロに留まる。
また16種類の果物野菜を同時に購入した場合にかかった費用を購入先別で見ると、ディスカウント店で46.3ユーロ、ハイパー及びスーパーで48.6ユーロ、市場で55.3ユーロとなる。また国内産が必ずしも高くつくというわけでもない。16種類の果物野菜のうち、外国産の価格を下回るまたはやや上回るものは10種類に上る。