スタンレー・ロボティクスの駐車場ロボット、リヨン空港が導入

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仏スタンレー・ロボティクス(Stanley Robotics)が開発した「駐車場ロボット」をリヨン・サンテグジュペリ国際空港がこの9月に導入する。このロボット「スタン(Stan)」は、ドライバーが乗り捨てた乗用車をわずかに持ち上げてけん引し、所定の場所に移動することができる。駐車スペースを探したり、駐車場所から長距離を歩くなどの手間がなくなり、利用者の快適性が向上する。
スタンレーのロボットは、パリ・シャルルドゴール空港の駐車場でも試験導入例があるが、これは屋内駐車場における導入例で、今回のリヨン空港では、屋外駐車場での導入となる。この種の駐車場管理ロボットが屋外駐車場で導入されるのは世界でも初めてといい、屋外は目印となる壁などがなく、天候などの条件も一定していないことから、技術的に難易度が高いという。平均滞留時間が7日と長時間の駐車場P5について、まずは空港従業員のボランティア向けの試験導入から初めて、10月から一般向けの運用を開始する。将来的に3000台分のスペースを管理する予定で、これだと入口の乗り捨て・回収用ボックスを100台分程度整備する必要がある。当初は要予約のサービスとするが、将来的には顧客の往復のフライト情報の入力のみで受け入れ、あとはスタンレーのソフトウェアにより最適な管理を行う。正確な入庫が可能であることから、駐車場のスペースは従来のままで、収容能力は50%増えるという。導入費用は明らかにされていないが、「駐車場を2階建てにするよりはるかに割安」(スタンレーのエバノ共同創業者)であるという。