パリ首都圏の観光客数、1-6月期に新記録を更新

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パリ首都圏(イルドフランス地域)観光委員会の集計によると、パリ首都圏の宿泊施設における利用客数は、1-6月期に1640万人に上り、前年同期比で10.2%の大幅増を記録した。前年同期には、テロの後遺症や、国内で相次いだ各種の抗議行動の影響が出て、大幅後退を記録していたが、その分を払拭し、2008年同期の過去最高記録(1610万人)を更新した。内訳をみると、フランス人が6.4%増の890万人、外国人が14.9%増の760万人を記録。特に外国人の回復が目立った。国別では、米国人が114万人(19万4000人増)、中国人が52万7000人(12万1000人増)、ドイツ人が50万7000人(8万6000人増)、スペイン人が44万3000人(4万5000人増)などで、人数では第2位の英国人(90万8000人)は1万5000人の減少を記録した。観光収入では、国際観光収入が8億3700万ユーロ増、フランス人からの観光収入が2億2400万ユーロ増を記録。通年では2015年の最高記録(210億ユーロ)を突破する勢いとなっている。
これとは別に、ルフィガロ紙が日本の旅行各社から得られた集計値として報じたところによると、日本からの観光客数は、1-6月期に前年同期比で50%増を記録。7-12月期の予約も70%増を記録している。日本からの観光客数は、2016年通年では40万人程度と、過去10年間の平均である70万人に比べて4割減を記録していたが、顕著な回復を見せている。同紙によれば、日本人観光客の最近のトレンドとしては、パリを避けて地方を旅行するというものがあり、スペインからボルドー地方に入るなど、これまではなかった旅程が増えているという。ブルターニュ地域圏などはこうした需要を取り込むことを目指し、積極的に日本からの観光誘致に力を入れている。