バルセロナのテロ事件:実行犯が死亡

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スペイン・バルセロナのテロ事件で、カタルーニャ州警察は8月21日、実行犯として指名手配中だったユネス・アブヤクブ容疑者(22)を射殺した。これで一連のテロ事件を引き起こしたグループの成員の捜索はひとまず終了した。
アブヤクブは同日、バルセロナから40kmほど離れたスビラツ村で、目撃者らの証言により出動した警官隊により追い詰められた。アブヤクブは、自爆テロ用のベルトを模した装備を装着しており、「アラーアクバル(アラーは偉大なり)」と叫んだといい、警官隊により射殺された。その後の調査でベルトは偽物であることが判明したという。
アブヤクブは17日夕方、バルセロナの目抜き通りに小型商用車で乗り入れ、通行人を多数死傷した後に逃走。その後、盗難車で検問を突破し、行方不明となっていた。盗難車の持ち主は車内で刺殺体で発見されている。この被害者を含めて、同日に発生した2件のテロ事件では合計で15人が死亡、126人が負傷した。
この事件で死亡したテログループの成員は、これで8人を数えた。その中には、犯行に先立ちアルカナル市の家屋で発生した爆発事件で死亡したリポイ市のイスラム教導師、アブデルバキ・エスサティが含まれる。リポイ市のモロッコ系住民の一部が過激化し、テロを組織したことが突き止められており、当局は背後関係の洗い出しを続けている。