「日常治安警察」、年内に試験導入へ

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コロン内相はこのほど、「日常治安警察」の試験導入を年内に開始すると言明した。早くも物議を醸している。
「日常治安警察」の導入は、マクロン大統領の選挙公約の一つでもある。ただ、その具体的な内容については説明がほとんどなく、保守野党側は、過去にジョスパン左派内閣が導入し、サルコジ右派政権が廃止した「近隣警察」制度の再来であるとして批判している。「近隣警察」は、地域レベルで住民と警察の間の関係を構築することを目的とした制度だったが、サルコジ右派政権は「犯罪の摘発が警察の使命」だとして、これを廃止していた。「日常治安警察」はその概要が不明であることも手伝い、保守野党側は、犯罪摘発をおろそかにする予算の無駄遣いだなどとする批判を早くも展開している。
コロン内相は去る7月11日、下院答弁の際に、治安の点で優先的な地区を選定し、そこに重点的に警察官を動員するという趣旨だと説明。捜査や摘発の任務を軽減された警察官が、地区の治安の維持に優先的に取り組むというもので、憲兵隊が3月に試験導入したのと同様の制度を、警察が都市郊外の問題地区において導入するという。