国会の会期終了:与党LREMは今後に課題

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下院は9日、初会期を終了し、夏休みに入った。同日には、公職倫理向上法案が最終的に可決された。同法案は、両院協議会で妥協案の策定に失敗したことから、下院が優先権を行使して最終的な法案を採択した。上院が反対した議員予備費の廃止条項が最終的に可決されたが、利益相反対策を理由に導入された、議員のコンサル業務禁止の条項については、1年以内に開始した対象範囲に限り、禁止措置を適用する形に修正の上で採択された。
今回は、総選挙を経て発足した議会の初の会期であり、与党のLREM党の国会対策は経験不足による失敗も目立った。LREM党は議員未経験者が多く、慣例を無視した議事運営が批判の対象となった。また、修正案への対応など内容面でも足並みの乱れや素人臭さが目立ち、数の上では圧倒的な優位を保っているにもかかわらず、野党勢力に付け入る隙を与えた。夏休み明けは重要案件も控えており、宿題を残したままの休暇入りとなる。