地中海に「極右の船」が出没

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地中海に極右勢力が乗り込んだ船舶が出没している。この船舶、C-Star号は、インターネット上での献金集め(8日時点で17万ユーロ近く)により用立てられたもので、5日からリビア沖に留まって活動を続けている。フランス、オーストリア、イタリア、英国の極右勢力のメンバーらが乗り込み、「人身売買反対」や「欧州防衛」などの弾幕を掲げ、この海域で活動する人道主義団体等の船舶に嫌がらせをしている。国境なき医師団(MSF)らの救助船Aquarius号に対しては、難民船を引き寄せる結果を招くから有害であり、早々にこの海域を去れ、などと通告したという。C-Star号の極右勢力は、SNSを活用して活動の動画を公開するなどして、宣伝効果を狙っている。同号はまた、チュニジアに接岸しようとしたが、同国の漁民団体や港湾当局は6日の時点でこれに反対。同国労組UGTTは、人種差別の船舶の入港を許してはならない、とのコメントを発表しており、接岸は実現していない。
Le Monde 2017年8月9日