エッフェル塔前で刃物男が逮捕:テロ容疑で捜査開始

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エッフェル塔の前で攻撃を企てた男が8月5日夜に逮捕される事件があった。当局はテロ容疑で捜査を開始した。
同日の深夜前に、エッフェル塔の前に設置された制限地区の入り口付近に男が現れ、警備員を突き飛ばし、金属探知ゲートを超えて内部に侵入、刃物を振り回しながら「アラーアクバル(アラーは偉大なり)」と叫んだ。現場で警戒に当たっていた軍人らが男に投降するよう警告したところ、男はこれに応じ、そのまま逮捕された。
逮捕された犯人は、モーリタニア出身のママイエ・D(18)。子供の頃から精神疾患で通院歴があり、事件当時も入院中だったが、週末は家族の許へ帰宅が許されていた。犯人はその一方で、2015年に国鉄SNCFの職員を脅し、テロ称揚の言葉を述べたことで執行猶予付き禁固4年の有罪判決を受けており、当局は「過激化分子」のリスト(FSPRT)に登録し、監視下に置いていた(FSPRTの登録者は1万5000人強)。犯人は警察の取り調べに対して、「イスラム国」の戦闘員の勧めにより、兵員を殺害しようと考えてエッフェル塔に来たと証言しており、当局はテロ関係容疑での捜査を開始した。なお、専門家らは以前から、精神異常がある者に近づき、テロ行為を教唆するという形でテロが実行されるリスクを指摘している。