バルカニ前下院議員ら、近く脱税容疑で起訴へ

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パリ西郊ルバロワ・ペレ市のパトリック・バルカニ市長(共和党)夫妻を巡る脱税・公金横領容疑の捜査で、全国管区金融犯罪検事局(PNF)は7月21日、合計6人の起訴を妥当とする捜査結果をまとめた。担当予審判事の判断を経て正式起訴の運びとなる。
バルカニ氏は下院議員を長年に渡り務め、一時はサルコジ元大統領に近い有力者として知られた。検事局は、バルカニ氏とイザベル・バルカニ夫人、実子のアレクサンドルに加えて、公金横領に協力した疑いで3人の起訴を請求。一連の容疑は、バルカニ氏の地元であるオードセーヌ県のHLM(低家賃住宅)公団の局長を1994年まで務めたシュレール氏の告発(2013年)に端を発して浮上した。調べによると、バルカニ夫妻はノルマンディ地方とフランス領セントマーチン島、モロッコのマラケシュに高額の不動産資産を保有し、保有の事実を一切申告せず、所有権が判明しないよう工作していた。ノルマンディの別荘購入や改装工事ではいつも現金払いで、バスローブの袂から札束を出して払うといったケースが常であったと、取引先だった建築事務所の関係者らは証言しているという。マラケシュの豪華別荘からは、「借りていただけ」という本人の弁明とは裏腹に、自身のイニシャルの刺しゅうが入ったバスローブが発見されており、ライフスタイルに一貫性があることをうかがわせている。