パリの外国人観光客数、1-4月に前年同期比19.8%増

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パリ観光局とINSEEの集計によると、1-4月にパリ地方の宿泊施設を利用した外国人観光客数は334万5692人に上り、前年同期比で19.8%増加した。2015年同期と比べると5.5%の増加となる。2016年同期には、パリ同時テロ(2015年11月)の影響が色濃く出て顕著な後退を記録したが、今年にはその前年の2015年を上回る水準に回復したことがわかる。出身国別では、米国が49万1422人で最も多く、2015年比で15.6%増、2016年比で20.7%増を記録。2位の英国人(34万3969人)は、2015年比で8.1%減、2016年比で1.3%増となっており、英国人の場合は2015年の水準には復帰していない。以下、第6位までは欧州勢(ドイツ、イタリア、スペイン、ベルギー)が占めており、イタリア(2015年比で21.0%減)を除いて、2016年の後退分を大きく上回るペースで回復するという全体的な傾向と同様の推移を示している。以下、7位に中国(21万5317人、2015年比で41.7%増、2016年比で40.4%増)、8位に日本(11万9083人、2015年比で29.5%減、2016年比で52.5%増)が続くが、中国の場合は珍しく、2016年に微増、2017年に大幅増という推移を示している。テロ事件は2015年1月のシャルリーエブド編集部の襲撃事件に端を発しており、その影響が2015年初頭から既に出ていたとも考えられるが、中国に限ると、中国人観光客を狙った強盗事件等が大きく取り上げられたことも影響している。この数字は、それでも中国人観光客数は減ることなく増加を続けたことを示唆してもいる。