ルノー従業員の自殺、今も続く

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仏ルパリジアン紙は7月25日、仏自動車大手ルノーの国内生産拠点で過去4年間に10人以上の従業員が自殺したとみられると報じ、同社の労働環境に疑念を呈した。同紙はルノーの労組と協力して、国内の11ヵ所の生産拠点のうち、4拠点で調査を実施した。それによると、労働条件と関連性があると思しき自殺が2013-2017年の4年間に10件以上、自殺未遂が6件発生していたという。最近のケースは4月3日にサンドゥビル工場で起きた。40代の男性が作業場で自殺を試みたが、上司数人の名前と「この人たちが私を殺した」という文章を記したプラカードを首に巻いていたという。
ルノーでは2006年10月から2007年2月にかけてギュイヤンクールの新型車開発拠点(テクノサントル)で3人が相次いで自殺するという事態が発生し、世論の注目を集めた。新型車開発を焦る経営陣が開発チームに圧力をかけすぎたことが原因とみられている。
労組CGTなどは「2007年当時のテクノサントルでの連続自殺では管理職のストレスと過労自殺が焦点となったが、一般の工場労働者のストレスと過労に対する対処は忘れられたままだ」と批判している。