ジェノバのモジリアニ展に贋作疑惑

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伊ジェノバのドゥカーレ宮殿美術館で開催されたモジリアニの特別展で贋作疑惑が発生、警察が閉幕3日前の13日に捜索を行い、展示約50点のうち21点を鑑定のため押収した。
モジリアニは作品目録もないまま夭逝したこともあり、贋作が極めて多い画家として知られる。今回の疑惑は、イタリアの収集家カルロ・ペピの告発がきっかけとなり発生。フランスのモジリアニ専門家であるマルク・レステリニ氏も、過去に自身が鑑定で贋作と認定した数点が展示品に含まれていることを挙げて、贋作展と太鼓判を押したことから疑惑が拡大、当局による大量押収という異常事態に発展した。
レステリニ氏によると、米国の美術商ジョセフ・ガットマン氏が黒幕である疑いが濃厚で、同氏が保有の贋作数点が今回の特別展には多数出展されている。特別展での展示で箔をつけて転売価格を吊り上げるという手口と見られており、特別展主催のドゥカーレ宮殿美術館に片棒を担ぐ意志があったのかどうかが今後の疑惑解明の焦点になる。