仏オーシュ市にローマ時代の邸宅跡

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フランス南西のガスコーニュ地方の主要都市オーシュ市(ジェール県)市内で、ローマ時代の邸宅跡が発見された。民家の建て替えの際に行われた発掘調査の機会に発見された。3層に渡り積み重なるような形で過去の構造物が残っており、いちばん新しい層は紀元後330年以降と、個人邸宅に温泉施設が装備されるようになった時代のもので、床面のモザイクなどが見つかっている。最も古い層は紀元1世紀に遡る。発掘品は多くないが、ライオンの頭の装飾品が発見された。
オーシュは4世紀末までこの地方のローマ属州の首都として栄え、その後はフランク族の侵入などで衰退した。ローマ時代の中心だった「下の街」は荒廃し、ローマ時代の建物は取り壊され、石材が別の建築に再利用された。今回発掘ができたのは、建て替え対象の地所の地下に限られており、遺跡はさらに大きく、近隣の地区一帯の地下に広がっていると考えられている。