4人に1人が「父親の代よりも没落」と回答=INSEE調査

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INSEEは7月12日、社会階層に関する意識調査の結果を発表した。調査は2014-2015年に、30-59才の層を対象に行われた。これによると、父親に比べて自分の社会階層が後退したと答えた人は、全体の25.0%に上った(「向上した」は35.8%)。同じ時期に、この年齢層における管理職・中間職の割合は41%となり、その父親の世代の28.9%を大きく上回っているが、そうした全体的な傾向とは別に、否定的なイメージを持つ人がかなり多いことがわかる。
社会階層の上昇・後退に関する判断には、比較の対象による作用が大きい。例えば、父親が管理職だった人の場合は、それ以上に向上する余地が少ないため、自身の社会階層が向上したと答えた人は16%と低い。それと対称的に、父親が従業員・ワーカーの場合は、「後退した」と答えた人が13%と少なく、こちらは後退する余地が少ないことによるものと考えられる。
男女別では、女性の場合、「父親に比べて後退した」と答える人が27%と多い(男性の場合は23%)のが目立つ。「母親に比べて後退した」は逆に11%と低く、これは、女性の社会進出が進んだことに関係があると考えられる。
社会階層別では、「後退した」と答えた人の6割近くを従業員・ワーカーが占めた。