地中海でのドルフィンスイム禁止を求める署名運動

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地中海でのドルフィンスイム(イルカと一緒に泳ぐ)の禁止を求める署名運動がインターネットで開始された。複数の環境保護団体が音頭をとって進めており、5000人を目標にしているが、すでに2700人の署名が集まった。例えば仏南部のコートダジュールでは210ユーロで午後一杯ドルフィンスイムが経験できるが、環境保護団体は、ヒトとの接触がイルカの行動形態に及ぼす影響を指摘している。これに対してドルフィンスイム事業者は、科学的根拠がないと反論している。また子イルカをつれたメスのイルカには近づかない、餌を与えない、直接的な接触を避けてヒトとイルカの間に一定の間隔を維持する、など一連の注意事項を守っている点も強調した。
一方、海洋哺乳類のショーを提供するテーマパークのマリンランド(仏アルプマリティム県アンティーブ)は、5月6日付けの官報で発布された環境省アレテを不服として、最高行政裁判所に訴えた。このアレテは飼育されているイルカの繁殖を禁止している。マリンランドでは、環境省との事前折衝では、飼育施設の形状や大きさに合わせてイルカの繁殖に関する規制を強化するとの内容だったが、公布前にこれが繁殖禁止になったと説明している。マリンランドでは、雌雄を人為的に隔離して繁殖を阻止することは、イルカの自然な行動にも反し、かえって苦痛を与える結果になると指摘している。