パリ副都心ラデファンスで自動運転シャトルバスの試験運行

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パリ副都心ラデファンス地区で3日、自動運転シャトルバスの試験運行が始まった。グランタルシュ(新凱旋門)を発して、北側のレオナールドバンシ大学都市までを結ぶものと、南側のソシエテジェネラル銀行本社までを結ぶものと、合計2路線を平日の8時から20時まで運行(ピーク時で10分間隔)。また、土日には、観光スポットを一巡する路線を10時から18時まで、20分間隔で運行する。いずれも無料で提供される。運行主体はケオリス(仏国鉄SNCF子会社)で、EV仕様の自動運転バス(定員15人、全長5メートル、平均時速7km)は、同分野で仏大手のナビア(Navya)が製造した。試験運行は12月までの予定で、9月からは、係員を車内に常駐させず、人を介さず完全に自動で運転がなされる。試験運転が行われるのは車両が一切通行止めの地区であり、このため人を置かない運用が認められた。ケオリス社によればこれは世界でも初めての試みという。試験運行の費用は35万ユーロに上り、これはパリ首都圏(イルドフランス地域圏)が負担する。
運行主体のケオリスは、ナビアを少数株主として支援している。ナビアにはこのほかヴァレオ(自動車部品)も少数株主として出資。ナビアの自動運転EVは世界的に注目され、試験運用を含めて採用が相次いでおり、同社の売上高は、2016年の400万ユーロに対して、2017年には2000万ユーロを超える勢いとなっている。