アモン氏、社会党を離党

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大統領選で社会党の公認候補だったブノワ・アモン氏は1日、パリ市内で集会を開き、新政治運動の立ち上げを予告した。あわせて、社会党を離党すると発表した。
アモン氏は「7月1日運動」(仮称)を立ち上げると予告。派閥でも政党でもなく、市民や知識人、環境派や親欧州派が結集する新しい左派勢力とし、変動する世界の中で進歩の道を唱道する、などと抱負を述べた。アモン氏は、社会党を離党するのは個人的な決定であり、今後に進むべき道の選択は各人に委ねると支持者らを前に説明。1日の集会には、社会党の一部政治家や、環境派のジャド、デュフロ氏などが姿を見せた。
社会党は総選挙で大敗し、右派のリーダー格だったバルス元首相は離党してマクロン大統領のLREM党の下院院内会派に合流。左派のリーダー格だったアモン氏は、総選挙でも落選し、今回、離党を明らかにした。アモン氏の頭には、左派全体に大きな再編の波が押し寄せる中で、解体の危機に直面する社会党からひとまず脇に退き、再編の主導権を握ろうという考えがあるのだろうが、そのような戦法は、本当に幅広い支持を得られる器である場合にのみ有効だろう。思惑通りに事が運ぶか、真価が問われる時がやってくる。