朝一番2017年7月4日

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今日の天気(仏首都圏):晴れときどき曇り 最低気温16℃ 最高気温28℃
第一面記事タイトル
今日の主要記事
◆マクロン仏大統領、きのう招集の両院合同会議で演説 LIBERATION-P.1.2-5 Le Figaro-P.1.2-5 Les Echos-P.1.2.3.8
◆フランス、欧州のM&A市場を牽引:仏企業が関係したM&A、1-6月期に44%の大幅増 Le Fig-Eco-P.19.20

欧州関連記事
◆ドイツ:メルケル首相のCDU(キリスト教民主同盟)とCSU(キリスト教社会同盟)が共通の選挙綱領を発表、2025年の完全雇用実現や150億ユーロの減税など盛り込む Les Echos-P.1.6 Le Figaro-P.6
◆ドイツ:バイエルン州内の高速道路で昨日観光バスが事故、18人が死亡 Les Echos-P.13 LIBERATION-P.9
◆英国の欧州連合(EU)離脱:ロンドン・シティ、欧州委との直接交渉を希望 Le Fig-Eco-P.19.21

産業・企業記事
◆英ヒンクリーポイントのEPR(欧州加圧水型炉)計画:EDF(仏電力)が15億ポンドの費用かさ上げ決める、運転開始にも15ヵ月の遅れが出る模様 Le Fig-Eco-P.19.23 Echos-P.1.8.16.34
◆仏新車販売、今年はディーゼルの割合が50%を割り込む見通し:新車販売全体は前年比で3-4%増の見込み Les Echos-P.1.17
◆パリ副都心ラデファンス地区で自動運転シャトルバスの試験運行が開始へ:仏ナビア社製の3台をケオリス(仏国鉄SNCF子会社)が運行、停留所9ヵ所の路線 Les Echos-P.16
◆仏海運大手CMA CGM、米ロサンゼルスの「グローバル・ゲートウェイ・サウス」ターミナルの90%株式を8億1700万ドルで売却:債務削減計画の実現にめど Les Echos-P.20
▽ロドルフ・サーデCEOにインタビュー:成長戦略を説明 Le Fig-Eco-P.19.24
◆仏政府、超高速ブロードバンド整備に関して7日に通信事業者との会合を開催へ Les Echos-P.1.22
◆仏アンテルマルシェ(食品小売)、低級牛肉の取り扱いを停止:同業に追随、生産者に向けて配慮示す Les Echos-P.1.18
◆スイスのリシュモン(高級ブランド)、シャンハイタン(上海灘)を売却:1998年に買収の中国ブランド、イタリアの実業家アレサンドロ・バスタリ氏に売却 Les Echos-P.1.21
◆パリの多目的アリーナ「アコーホテルズ・アレナ」(旧パリ・ベルシー)、2017年8月期に損益均衡復帰の見込み Les Echos-P.21
◆米Driscoll’s、新種開発でいちごの世界最大手に Les Echos-P.1.19
◆仏ラクタリス(乳業)、仏食品加工ダノンの米子会社ストーニーフィールドを買収 Les Echos-P.1.19.34 Le Fig-Eco-P.23
◆仏ボワチュール・ノワール(配車サービス向け自動車リース)、会社更生法の適用下に:業界の減速が直撃 Les Echos-P.1.17
◆仏Lendix(中小企業向けクラウドレンディング)に欧州投資銀行(EIB)が資金協力:Lendixが立ち上げた融資基金に1850万ユーロを出資 Les Echos-P.28
◆英バークレイズ銀行のバーリー元CEO(61)を被告人とする裁判がロンドン裁判所で昨日開廷:カタールでの資金調達を巡る不正疑惑、元幹部4人と銀行が法人として訴追の対象に Les Echos-P.26

経済・通貨記事
◆世界のIPO、1-6月期に770件超の新記録を達成:アジアがリード、欧州も大型案件で存在感=EY調べ La Tribune fr
◆キューバの平均賃金、2016年に1日99セント=キューバ統計当局 Le Fig-Eco-P.19

仏国内記事
◆ペニコー労相を巡る疑惑:ラスベガスで開催のイベントに関する法務上の問題点を過小評価する報告書を提出していた疑いが浮上 LIBERATION-P.1.12
◆競争当局、2016年の罰金合計額が2億320万ユーロに:10億ユーロ越えの2年間を経て大幅に減少 Les Echos-P.1.4
◆政府、イラン向け輸出のための貿易信用を準備:BPIフランス(公的投資銀行)を通じて今秋に提供開始 Les Echos-P.1.27
◆BPIフランス(公的投資銀行)、中小・中堅企業によるエネルギー移行支援基金を設立:原資1億ユーロ、1件当たり50万-600万ユーロを供給 Les Echos-P.3
◆グレゴリーちゃん殺害事件(1984年):従伯夫の義理の妹であるミュリエル・ボールさんに対する予審通告の是非が本日決定、事件当時に従伯夫の犯行を証言してこれを翻したボールさんに関する従弟の新証言(ボールさんが家族に暴行を受けて証言を翻した)を紹介 Le Parisien-P.2.3 Le Figaro-P.8
◆地元雇用の振興、優良な取り組みを紹介するイベントが開催に:政府が主催、今回で4回目 Le Fig-Eco-P.19.22

科学文化スポーツ
◆仏CEA-Liten(新エネルギー・ナノテク研究所)、エナジー・オブザーバー号を就航へ:太陽光パネル・水素発電・風力発電を搭載した二胴船、電力システムの検証に活躍 Les Echos-P.1.11
◆創設70年のディオール、パリ装飾美術館で特別展:パリのアンバリッドではきのうオートクチュール・コレクションを発表 Le Figaro-P.1.28.29

国際記事
◆トランプ米大統領、「CNNに物理攻撃」のいかがわしいコラをリツイート:大統領のメディア攻撃に共和党内からも批判の声 LIBERATION-P.1.6.7 Les Echos-P.7
◆シリア:米国の支援を受けたシリア民主軍、「イスラム国」拠点のラッカ旧市街に突入 Le Figaro-P.1.7

今日のトピック
◆マクロン大統領、両院合同会議で演説:国家制度改革の方針示す
マクロン大統領は3日、両院合同会議をベルサイユに招集した。1時間30程度の演説を行った。
両院合同会議における大統領の演説は、2008年の憲法改正により可能になった。オランド前大統領は就任後に合同会議の招集と演説は行っておらず、マクロン大統領はあえて招集することを決めた。この招集については、絶対君主然とした振る舞いだなどとして、左翼政党がボイコットを決めており、また、フィリップ首相が所信表明演説を行う前日に大統領が演説をすることについては、首相の権限を否定するものだとする批判の声もある。大統領は、演説の中で、各論には立ち入らず、また、国家制度の改革に的を絞るという形で、フィリップ首相との役割分担を明示すべく努めた。
大統領は具体的には、上下院の議員数を3分の1削減する方針を示し、また、比例代表制を加味する考えを明らかにした。「第3の議会」とも呼ばれる諮問機関の「経済・社会・環境評議会」(労使代表や有識者などから構成される)についても、評議員数を3分の1削減し、役割や機能を抜本的に見直すとした。さらに、閣僚が職務の遂行に係り犯した犯罪を裁く特別法廷である共和国法廷を廃止し、通常の法廷で裁かれるようにする方針を示した。また、国民による請願権を導入する考えを示した。大統領はこれらの改革を1年以内にまとめ、国会で可決・成立を目指すとしたが、必要なら国民投票で国民の信を問うとも述べて、踏み込んだ改革を実現する決意を示した。
大統領はこのほか、欧州建設の重要性を強調。テロ対策では不退転の決意を示しつつ、現行の非常事態宣言は今秋で廃止すると約束した。また、両院合同会議を毎年招集し、成果の総括を行うとも予告した。
レゼコー2、3ページ

◆バマコでサヘル5ヵ国首脳会議:マクロン仏大統領も出席
マリの首都バマコで7月2日、近隣5ヵ国(マリ、モーリタニア、ニジェール、ブルキナファソ、チャド)の首脳会議が開催された。会議にはマクロン仏大統領も出席、5ヵ国共同の対イスラム過激派対策への支援を約束した。
5ヵ国は去る2月、3750人規模の合同軍(5000人まで増員可能)を編成し、テロ対策で必要がある場合に、国境を越えて軍事作戦を展開できるようにすることを取り決めた。マクロン大統領は今回の会議の機会に、合同軍が今秋に全面的に作戦を展開できる体制を整えるために、適切な財政支援を用意すると約束した。今回の会議で、5ヵ国は必要額を4億2300万ユーロと試算。5ヵ国はそれぞれ1000万ユーロを拠出し、数ヵ月中に国際ドナーによるファイナンスの会合が開かれることになっている。欧州連合(EU)は5000万ユーロの拠出を約束、アフリカ連合(AU)と国連も6月初頭に支持を表明した。マクロン大統領は今回、2017年末までにフランスは装甲車70台を追加で拠出する形で800万ユーロ相当を支援すると約束。ドイツ、オランダ、ベルギーの協力や、ニジェールに基地を置く米国から具体的支援が得られるよう働きかけるとも言明した。
フランスは「バルカン」作戦の枠内で2013年からサヘル地方で軍事行動を展開。現在は兵員3000人とヘリコプター20機程度を現地に投入している。また、これまでに11人の兵士が戦死している。
なお、この機会にあわせるように、アルカイダ系イスラム過激派組織は1日までに、フランス人女性のソフィー・ペトロナンさんを含む外国人の人質6人の映像を公表。ペトロナンさんは6ヵ月ほど前に現地で誘拐され、その後消息がつかめていなかった。(「日刊メディアダイジェスト」7月3日より転載)

ラジオの主要ニュース:フランス・アンフォ(8h00)
◆トゥールーズで昨夜、銃撃戦が発生。1人が死亡、6人が負傷。犯人は逃走。麻薬取引に絡む抗争が原因とみられる。

ルモンド主要記事(2017年7月4日)
◆ダノン、オーガニックの米子会社をラクタリスに売却
仏食品大手ダノンは3日、米子会社ストーニーフィールドを仏ラクタリス(乳業)に売却すると発表した。8億7500万ドル(7億6800万ユーロ)で売却する。
ダノンは1年前に、米ホワイトウェーブ(乳製品代替品)を125億ドルで買収したが、その許可を得るに当たり米当局から命じられた条件が、このストーニーフィールドの売却だった。ストーニーフィールドはダノンが2001年に買収したオーガニック・ヨーグルトの専門企業で、年商は3億7000万ドルに上る。同社を買収するラクタリスは、現在、米国に2ヵ所のチーズ工場(ウィスコンシン州及びアイダホ州)を保有しているが、この買収で事業規模を拡大する。ラクタリスがオーガニックの専門企業を買収するのは今回が初めて。ラクタリスは年商183億ユーロの大手で、チーズや牛乳など多数のブランドを保有。エマニュエル・ベスニエ社長による一族経営の大手企業で、業績など詳細はほとんど明らかにされていない。
E4ページ

◆アモン氏、社会党を離党
大統領選で社会党の公認候補だったブノワ・アモン氏は1日、パリ市内で集会を開き、新政治運動の立ち上げを予告した。あわせて、社会党を離党すると発表した。
アモン氏は「7月1日運動」(仮称)を立ち上げると予告。派閥でも政党でもなく、市民や知識人、環境派や親欧州派が結集する新しい左派勢力とし、変動する世界の中で進歩の道を唱道する、などと抱負を述べた。アモン氏は、社会党を離党するのは個人的な決定であり、今後に進むべき道の選択は各人に委ねると支持者らを前に説明。1日の集会には、社会党の一部政治家や、環境派のジャド、デュフロ氏などが姿を見せた。
社会党は総選挙で大敗し、右派のリーダー格だったバルス元首相は離党してマクロン大統領のLREM党の下院院内会派に合流。左派のリーダー格だったアモン氏は、総選挙でも落選し、今回、離党を明らかにした。アモン氏の頭には、左派全体に大きな再編の波が押し寄せる中で、解体の危機に直面する社会党からひとまず脇に退き、再編の主導権を握ろうという考えがあるのだろうが、そのような戦法は、本当に幅広い支持を得られる器である場合にのみ有効だろう。思惑通りに事が運ぶか、真価が問われる時がやってくる。
8ページ そのほか

日本関連プレス情報
日本関連
◆東京都議選:小池知事派が圧勝、自民党は大敗 Le Monde-P.4 LIBERATION-P.9 Les Echos-P.13
◆日欧EPA、6日にも基本合意か:今秋中の最終合意が目標=欧州委のマルムストロム委員(通商担当) Le Monde Eco-P.4
◆日銀短観:大企業・製造業の業況判断指数、3年来の最高に Les Echos-P.5
◆アビニョン国際演劇祭:オープニング作品は宮城聡の「アンティゴネー」 Le Monde-P.別刷特集19

企業関連
◆東芝、スイス子会社ランディス・ギア(電力メーター)の上場計画を発表 Les Echos-P.17
◆仏建設大手エファージュ、チリで太陽光発電プロジェクトを受注:双日と四国電力が協力 Les Echos-P.18
◆リコー・フランスの人事・販売・マーケティング担当副社長にファビアン・セヴェノ氏 Les Echos-P.33

世界の株式(3日) 終値 前日比(%)
ニューヨークDJ 21479.27 +0.61
ニューヨークNasdaq 6110.06 -0.49
DJユーロ Stoxx50 3491.81 +1.45
東 京 日 経(4日) 20032.35 -0.12
ロンドン FT-SE 7377.09 +0.88
パリ CAC40 5195.72 +1.47
フランクフルトX-DAX 12475.31 +1.22

パリ為替(対ユーロ) 3日 30日
USドル(US$) 1.1369 1.1412
ポンド(£) 0.8772 0.8784
円(¥) 128.74 128.28
スイスフラン(CHF) 1.0952 1.0940

○7月4日の東京為替市場は15時02分現在1ドル112円97-98銭で取引されている。