ヨーロッパコープ、2017年3月期に大幅赤字:「ヴァレリアン」の成功に賭ける

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仏映画監督のリュック・ベッソン氏が率いる映画会社ヨーロッパコープが6月28日に2017年3月期業績を発表した。売上高1億5100万ユーロに対して、1億1990万ユーロの純損失を記録した。赤字額は前年の2770万ユーロを大幅に上回った。同社株価は同日に8%を超える急落を記録した。
2017年3月期には、米国における映画配給部門の減損処理に係り、1億ユーロの損失が発生した。また、米国制作の映画は共に興行成績が振るわず、収支の悪化を招いた。
同社は7月にSF物の大作映画「ヴァレリアン」を公開するが、同作の成功に会社の将来がかかる格好になった。製作費は1億9700万ユーロに上り、その9割は主要株主である中国のFundamental Film(27.8%を出資)などから回収できるめどが立ってはいるものの、同作が成功して続編の制作やマーチャンダイジングの展開ができるかどうかが、黒字復帰の鍵を握る要因になる。