ピノー氏の現代美術館:安藤忠雄氏が概要を説明

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実業家のフランソワ・ピノー氏がパリ市内に開く予定の現代美術館について、概要説明が6月26日に行われた。改修・内装を担当する安藤忠雄氏による説明がなされた。
この美術館は、パリの中心に位置する商品取引所を改装する形で整備される。商品取引所の特徴的な丸天井は、歴史建造物に指定されていることもありそのまま保存され、内部に直径30メートル、高さ9メートルのコンクリートの壁面が整備され、これを軸に内装の整備がなされる。全体で7700平方メートルを確保、うち3000平方メートルを展示スペースとし、レストランやホール(300席)などが併設される。工事費用は1億2000万ユーロに上り、2019年初頭のオープンを予定する。ピノー氏の美術事業の顧問を務めるアヤゴン氏(元文化相)は、日程を守るために全力を尽くすと説明した。建物を所有するパリ市は、50年を期間とするテナント契約をピノー氏側と結んでおり、テナント料は最初の2年間に750万ユーロ、以降は年間6万ユーロに設定されている。
民間部門による美術館整備のプロジェクトは花盛りで、百貨店大手ギャラリー・ラファイエットによるラファイエット財団美術館が近く、パリ市内にオープンする予定となっている。故イブ・サンローラン氏のピエールベルジェ・YSL財団も、10月にサンローランの旧アトリエを美術館としてオープンする予定。