海難救助無人機を開発の仏ヘルパー

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海難救助無人機がこの夏、アキテーヌ地方の海岸で試験導入される。この無人機は、仏ベンチャー企業ヘルパー(Helper)が仏タレス(防衛電子)の協力を得て開発。ヘルパーは、エンジニアのガバン兄弟と緊急医師のファルジュ氏が共同で設立。同名の無人機は地理情報把握に優れているのが売り物で、操縦者がゾーンを指定するだけで自動的に対象ゾーンに最短距離で飛行する。強風の中でも飛行が可能で、いち早く遭難の現場に到着して救命浮輪を投下する。赤外線サーモグラフィカメラを搭載、救援隊が遭難者と無人機を通じて会話することも可能で、遭難者を勇気づけたり、状況を把握することができる。重量は3.9kg、20分間の飛行が可能。
ヘルパーのプロトタイプは昨年夏にもアキテーヌ地方ランド県の海岸に試験導入され、50回程度の出動を体験。3人の救命に貢献した。今回は4機が7月14日から配備され、より本格的な稼働となる。ヘルパー社はこれで勢いを得て資金調達を行い、国際展開を狙う計画で、石油プラットフォーム用の無人機を仏石油大手トタルと開発する方向で協議を進めている。山岳地方における用途の開発も狙う。