オレンジ、新たにTGVの3路線をカバーへ

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仏通信オレンジは6月20日、7月13日から新たに高速鉄道(TGV)の3路線を4Gでカバーすると発表した。対象となるのは、パリ・トゥール・ボルドー路線と、パリ・ルマン・レンヌ路線及びパリ・リール路線(トンネル内は除く)。なお、パリ・リヨン路線とリヨン・マルセイユ路線は既にカバー済み。オレンジによると、パリ・レンヌ路線やパリ・ボルドー路線をカバーするためには、新たに300基の基地局の敷設が必要になる。また、3万時間に達するテストを行う必要があるという。
仏での4GによるTGVカバーが遅れたのには、技術的困難もあったが、費用の分担方法やSNCF(仏国鉄)のインフラへのアクセス方法などを巡り、通信事業者とSNCFが対立したことが一因。現在では関係は改善されているという。
オレンジは、TGVを路線毎にカバーするという戦略を取っているが、人口密度が中程度の地域での4Gインフラ敷設を共同で進めているSFRとブイグ・テレコムは、地域圏毎のカバーを進めており、地域圏内にTGV路線があれば同時にカバーするという戦略を採用している。SFRとブイグ・テレコムによると、現時点ではすべてのTGV路線が部分的にカバーされており、全面カバーは2018年末になる見込。
なお、ARCEP(仏電子通信・郵便規制機関)は、2015年の4G免許割当の際に、列車内4G(全国レベルで2022年までに60%カバー)に関する義務を定めている。