パリ首都圏で「Street Pooling」が増加

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パリ首都圏では、猛暑の際に路上の消火栓を違法に開ける行為「Street Pooling」が増加している。仏環境サービス大手ヴェオリアによると、6月21日の水道水使用量は通常の30万立方メートルが45万立方メートルに跳ね上がり、増加分15万立方メートルは「Street Pooling」によるものとされる。ヴェオリアは、パリ首都圏(パリ市を除く)の150市町村で450万人に水道水を供給する。「Street Pooling」はニューヨークを発祥とし、仏では2016年6月の猛暑の際に、初めて見られた。21日には500ヵ所の消火栓が違法に開けられ、これに伴う損害は60-80万ユーロに上るという。ヴェオリアによると、この費用は自治体が負担し、最終的には納税者の負担となる。無駄となった水道水は、パリ首都圏だけで、5月26日以来で60万立方メートルに達する。「Street Pooling」はセーヌサンドニ県とバルドマルヌ県で発生した後、パリ首都圏に広まった。北仏のオードフランス地域圏でも4週間で600カ所の消火栓が開けられ、水道水10万立方メートルが無駄になったという。
ニューヨークでは警察による取締強化により「Street Pooling」は下火になったが、ヴェオリアでは、現時点では市民の良識に訴えるに留めている。