消費者団体、住宅ローン借り換えを妨害する銀行の慣行を糾弾

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消費者団体UFCクショワジールは6月21日、住宅ローン借り換えに関する銀行の対応を問題視する報告書を公表した。借り換えをする利益が薄れるように、銀行が請求に対して時間稼ぎをしたり、高い手数料を徴収するなどの方法を用いていると非難した。
報告書は、500件に上る係争を独自調査や通報を受けるなどして収集し、その内容を分析した。これによると、最も多かった問題行為は、他行による借り換えの前提として必要な返済実績と前倒し返済手数料等に関する明細書の発行になかなか応じないというもので、ローンの場合、残存期間が短くなるほど借り換えの利益も小さくなるため、こうした時間稼ぎには顧客のつなぎとめを図る上で効果がある。また、金利が上昇局面に入れば、時間稼ぎの効果もそれだけ大きくなる。このほかにも、最初の面談の要請になかなか応じないとか、数ヵ月も待たせるといった不誠実な行為や、融資条件の見直しに関する約束をすぐに履行しないなどの問題も見受けられた。借り換え等に係る手数料の引き上げも目立ち、2012年から2017年まででは18%の引き上げがなされていた。