ベルギー:ブリュッセル中央駅でテロ事件、犯人のみ死亡

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ベルギーのブリュッセル中央駅で20日夜、テロ事件が発生した。犯人の男が置いた小型のスーツケースが爆発、男は現場にいた軍人に射殺された。死傷者は出なかった。
事件は同日20時45分頃に発生した。目撃者らの証言によると、ブリュッセル中央駅の地下コンコース内で、男が聖戦について声高にわめき、「アラーは偉大なり」と叫んだあと、持っていたスーツケースから離れながら仕掛けられた爆弾を破裂させた。男は次いで周囲を徘徊し、軍人に襲い掛かったところを射殺された。現場は一時、パニック騒ぎとなり、当局は市内発着の列車をすべて運行止めとして、警戒体制を敷いた。列車の運行は翌朝に再開された。
当局の発表によると、爆弾は部分的に爆発したのみで、本来ならさらに大きな破壊力を発揮し、被害も大きくなった恐れがあったという。21日の当局発表によると、犯人の男はウサマ・ザリウ(36)で、モロッコの出身。モレンベーク市に住んでいた。離婚歴があり、同市で携帯電話販売店に勤務していた。イスラム過激派としては当局にマークされていなかったが、報道によると、大麻消費で逮捕歴があった。警察が自宅を捜索したところ、爆弾製造の材料などが発見されたが、武器の類は発見されなかった。イスラム過激派との関わりは今のところ確認されていない。