仏人の肥満、10年前と大差なし

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仏公衆衛生機関(Sante publique France)が6月13日に発表した肥満に関する調査によると、太り気味(過体重)や肥満と判断される人の割合が横ばい傾向にあることが確認された。この調査は、体重と身長の関係から肥満度をはかるボディマス指数(BMI)を使って2006年と2015年の変化を比較した。BMIが24.5以上であると過体重、30以上であると肥満と判断される。
2015年に太り気味及び肥満とされた人は成人で国民の49%、肥満に限ると17.2%に達する。2006年の49.3%、16.9%と比べるとほぼ横ばいとなる。この横ばい傾向は、フランスだけではなく、アイルランド、英国、ルクセンブルグ、韓国、日本でも観測される。6-17才の子供については、2015年には16.9%が太り気味及び肥満と判断され、2006年の17.6%から減少したが、肥満に限ると3.9%と2006年の3.3%から上昇した。WHO(世界保健機構)によると、太り気味及び肥満の欧州平均は13%で、フランスはこれを上回る。その一方で、痩せ過ぎ(低体重)とされた11-14才の女子は10年間で4.3%から19.6%へ上昇した。女子の痩せ過ぎを防止するために、今年5月からモデルが極端に痩せていないことを証明する医師証明の提出が義務付けられた。また雑誌掲載の写真に修正が施された場合(体型リタッチ)にはその旨を明記することも義務付けられた。
なお、12日発行の医学雑誌「New England Journal of Medecine」に発表された調査では、世界73ヵ国で肥満と判断された人は1980年以来で倍増した。