アムステルダム市議会、婦人警官によるヒジャブ着用許可を拒否

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アムステルダム市議会はこのほど、婦人警官によるヒジャブ(イスラム教徒の女性が着用するスカーフ)の着用を許可する案を否決した。この提案は、アムステルダム市警察が行ったもので、警察官の人材確保を目的の一つに挙げている。アムステルダムでは移民系の住民が全体の52%を占めるが、警察において移民系が占める割合は18%に過ぎず、移民系の市民の統合という観点からも課題を残している。市警察は、同様の措置が導入済みの英国やカナダ、オーストラリアの例を挙げつつ、導入を提案したが、アムステルダム市議会で多数派を占める左派は、2011年の右派政権下で導入制定された制服の宗教的中立性を旨とする決定を根拠として、この提案を退けることを決めた。この件を巡っては、去る5月20日に、非イスラム教徒の婦人警官が自らの判断でヒジャブを着用して民衆地区に赴いて反応を調査し、物議を醸したばかりだった。

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