キーボード配列の新規格制定、パブコメが開始に

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AFNOR(フランス規格協会)は7日、キーボード配列の新規格制定に向けたパブリックコメントの募集を開始した。7月9日に締め切り、12日に結果が発表される。
フランスでは、AZERT(英語のQWERTYに対応)配列のキーボードが一般的だが、仏文化省は2016年1月に、このキーボードではフランス語を正しく表記するのが困難だとする見解を発表し、話題になった。AFNORは、文化省の依頼を受けて、フランス語の表記に適した新たな配列の2案を策定、一般の意見を集めることにした。
2案はいずれも、各方面の専門家の協力を得て作成された。一つは、現行のAZERTY配列を大筋で維持しつつ、フランス語特有の文字・記号等を呼び出しやすくした改良版で、例えば、ピリオドを打つのにシフトキーを押す必要がなくなるなど、使い勝手がよくなる。もう一つは、BEPOと呼ばれるまったく新しい配列で、起源は1930年代と古いが、よく使う文字を中心に集めるなどして、手指の動きが楽になり、人間工学面で最適化がなされている点に特徴がある。規格に従うのは義務ではないが、官公庁の調達などでは条件になり、制定されると普及が進むものと期待される。新規格の制定は9月になる見通し。