パリ・ノートルダム寺院前で警察官襲撃のテロ事件

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パリのノートルダム寺院前で6月6日に警察官が襲撃される事件があった。寺院の向かいにある警察署前で警ら中だった警察官(22)が、男に金づちで襲われ、軽症を負った。犯人はその場に居合わせた他の警察官の銃弾を受けて重傷を負い、入院した。当局はテロ事件として捜査を開始した。
事件は6日の16時過ぎに発生。警察は直ちに現場付近を封鎖し、二次攻撃を防ぎ、共犯を捜索する目的で、ノートルダム寺院内にいた見学客を一人ずつ調べるなどの処置を講じた。1時間ほどで封鎖は解除され、見学客らは解放された。
犯人の男は犯行時に「シリアのためだ」と叫んだといい、負傷して逮捕された際には、「イスラム国」の所属であると名乗っていた。所持していた袋からは、台所用のナイフなども発見されている。当局発表によると、犯人は40才のアルジェリア人男性、ファリド・Iで、2014年以来、ロレーヌ大学(メッス市)のジャーナリズム学科で博士課程に在籍していた。パリ近郊セルジー市(バルドワーズ県)にある犯人の住居からは、「イスラム国」に忠誠を尽くす旨を表明する動画などが押収された。犯人はこれまで、当局には一切マークされていない人物であり、警察では背後関係を調べている。