総選挙世論調査:マクロン大統領のLREM党、リード広げる

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最新の世論調査(5月30日から6月1日までに1940人を対象に実施)によると、6月11日に第1回投票が行われる総選挙で、マクロン大統領のLREM党がさらにリードを広げた。全体の得票率は29%に上り、1週間前から1ポイント上昇した。全577議席中、335-355議席を獲得する勢いとなっており、これは、オランド前政権の下での社会党を上回り、2007年のサルコジ政権時の保守UMPに匹敵する水準となっている。LREM党は支持層を広げており、例えば大統領選で共和党(LR)のフィヨン候補に投票した人のうち18%、社会党のアモン候補に投票した人のうち15%の支持を得ている。また、2012年の前回大統領選でオランド大統領に投票した人も50%がLREM党の支持に回っている。
これ以外の党は、支持率が現状維持か低下傾向にある。保守・中道勢力(LR・UDI)は支持率が20%と横ばいで、議席数は145-165議席程度と見られている。年齢別の支持率では、これまでリードを保っていた65才超の層で、LREMが36%、LR・UDIが30%となり、LREMに追い抜かれたのが目を引く。社会党は支持率が1ポイント低下の9%となり、議席数は20-35議席程度の見込み。メランション候補の「不服従のフランス」(13%)と共産党(3%)は24-31議席を獲得の勢いで、社会党を上回る可能性がある。ただし、「不服従のフランス」の支持率は1週間で2ポイント低下している。極右FNは支持率が18%で、7-17議席程度の獲得が予想されている。躍進にはほど遠いが、改選前に比べるとかなり伸びる見込み。

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