パリ市、地下スペース再開発でプロジェクト募集を開始

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パリ市は23日、「パリ再創造」第2期の説明会を開いた。34ヵ所に上る市内の地下スペースの再開発プランの募集を開始した。
「パリ再創造」は、市内の公有地の再開発を目的にパリ市が行うもので、各物件についてプロジェクトを募集、コンペを経て再開発の主体が決まる。今回の第2期は、各種の地下スペースに的を絞って行われ、公有地のほか、協賛パートナーが所有するスペース(自動車大手ルノーの地下駐車場5500平方メートル、11区)もプロジェクト募集の対象となる。23日に発表された物件のリストは実に多様で、パッシーの貯水場(1万7000平方メートル)、旧環状鉄道のトンネルの一部(15区)、1939年に閉鎖されそのままになっているメトロ駅、ゴブラン駅(13区オランピアードの地下7万7000平方メートル)、アンバリッド(廃兵院)地下3800平方メートル(オルセー河岸寄り)などが含まれる。
地下の居住は禁止されていることから、ホテルへの転用はできないなど制約も多い。また、再整備にはかなりの費用がかかることから、多くの物件は象徴的な安値で払い下げられる見通しという。パリ市の側では、スポーツ施設や娯楽施設など話題性のある施設の整備を通じて、観光誘致力などの向上につなげることに期待している。