マクロン次期大統領、総選挙の公認リストを公表

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マクロン次期大統領が立ち上げた政党LREM(進め、共和国)は11日、6月の総選挙に向けて公認候補リストを発表した。政界の刷新を目指して新鮮な顔ぶれを集めたことをアピールした。
候補者は平均年齢が46才、男女同数を守って人選がなされた。改選前の現職議員は24人で、いずれも社会党からの転身組となる。LREMのリシャール・フェラン幹事長らがこの中に含まれる。
大統領選でマクロン候補を支持した著名人のうち、フィールズ賞受賞の数学者、セドリック・ビラニ氏は、サクレー技術研究都市があるエソンヌ県第5選挙区から出馬。汚職摘発で名を挙げたエリック・アルフェン元判事や、ロボット分野の起業家として知られるブリュノ・ボネル氏らも立候補する。極右FNのコラール下院議員の選挙区では、元女性闘牛士のマリー・サラ氏(52)が対抗馬として出馬。また、オランド現大統領の広報顧問を務めるガスパール・ガンツェール氏(37)も出馬が決まり、注目されている。
発表された公認リストは428人で、あと148選挙区が残っている。マクロン次期大統領側は、保守中道の穏健派の選挙区で候補者擁立をとりあえず見合わせることで、合流を呼びかけるサインを送った。また、お騒がせのバルス前首相(社会党)については、公認は与えなかったが、前首相の選挙区に対立候補を立てることはせず、和解の余地を残した。カズヌーブ内閣の一部の閣僚についても同じ扱いとした。保守中道勢力の呼び入れでは、14日にも発表される予定の首相の人選がカギとなる。保守中道系の人物が登用されれば、合流に弾みがつくと考えられ、既に接触が始まっていると見られている。
発表された公認リストについては、盟友である中道MODEMのバイルー党首が「承認を与えていない」と言明して反発。バイルー党首は本日にも党執行部の会合を開いて対応を協議する。

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