シャンボール城にフランス庭園が再現

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フランス・ルネサンスの最高傑作として知られるシャンボール城の庭園復元が先ごろ完成した。18世紀のルイ15世時代に完成したフランス庭園が再現された。去る3月から一般公開が始まっている。
シャンボール城はロワール渓谷に位置し、バロワ朝のフランス国王フランソワ1世の命で建立された。当時フランソワ1世に仕えていたダヴィンチが設計を担当、王権を象徴する圧倒的かつ華麗な建物で、有名な二重らせん階段でも広く知られている。工事は1519年に開始され、城館の本体は16世紀のうちに完成したが、城館周囲の整備は17世紀になり開始された。コソン川の流れを変えて城館前に矩形のテラスが造成されたのはこの時であり、そこに庭園が設えられたのはさらに遅れて、18世紀のルイ15世時代のことだった。ルネサンスの城館に古典様式のフランス庭園の組み合わせはミスマッチでもあるが、シャンボール城館の運営主体は、考古学調査や文献調査などを綿密に行った上で、かつてここに存在した最古の庭園の姿を復元することを決めた。プロジェクトには米国資産家のスティーブン・A・シュワルツマン氏が350万ユーロを寄付、これが実現の決め手になった。