パリ自然史博物館所蔵の恐竜化石、新種であることが判明

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

パリの自然史博物館所蔵の恐竜の化石に関する再鑑定結果がこのほど、専門誌PeerJに掲載された。草食恐竜の新種であるとの結果が得られた。
この化石は、1934年にジュラ山脈地方のダンパリ市で発掘された。Bothriospondylusの一種という分類には異論があったが、本格的な調査が行われていなかった。このほど、パリ自然史博物館のロナン・アラン氏が、フィリップ・マニオン(インペリアル・カレッジ・ロンドン)とオリビエ・モワーヌ(CNRS/パリ第1大学)の両氏の協力を得て、再鑑定を行い、新種と断定した。
学名はVouivria damparisensisと命名された。「ブイブリア」とは、発見地元の伝説の竜の名前に由来する。化石は背骨とほぼすべての歯、4本の脚部が残っており、推定では全長が15メートル、体重は15トン程度とさほど大きくない。年代は約1億6000万年前と、仲間であると考えられるブラキオサウルスに比べて500万年から600万年ほど古い。また、ブラキオサウルスの仲間が欧州で見つかるのはこれが初めてで、ブラキオサウルスの仲間が世界中に分布していたことを初めて裏付ける発見となった。