大統領選:マクロン候補とマリーヌ・ルペン候補、テレビ討論で対決

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大統領選の決選投票を争うマクロン候補(「アン・マルシュ」)とマリーヌ・ルペン候補(極右「国民戦線(FN)」)の間のテレビ討論が昨夜行われた。国営フランス2局を通じて2時間30分程度に渡り、両候補が争った。
両候補とも大統領選決選投票への進出はこれが初めてで、テレビ討論への参加もこれが初めてだった。世論調査で劣勢に立たされているマリーヌ・ルペン候補にとっては失うものは何もなく、マクロン候補がこれにどのように対するかが注目されていた。討論は最初から、ルペン候補がマクロン候補を「グローバル化と金融業界の回し者、フランスの社会を破壊する者、オランド政権の後継者」などとして声高に批判し、騒がしい展開になった。マクロン候補は全体に、批判に対して政策の案件ごとに具体的に答えつつ、ルペン候補の言説を支離滅裂だとして反撃。落ち着いた人物像をアピールすることに努めた。
決選投票を争う候補者2名によるテレビ討論は、1974年(ジスカールデスタン候補対ミッテラン候補)以来の恒例イベントだが、ルペン候補の父親であるジャンマリー・ルペン候補と現職シラク大統領の対決となった2002年には例外的に行われていない。極右候補としてテレビ討論に出るのは今回のマリーヌ・ルペン候補が初めてとなった。テレビ討論が選挙結果を左右したと考えられるケースはこれまでにないが、次期大統領のスタイルを知る上では重要な機会と考えられている。

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