ドルトムントの爆発事件、容疑者が逮捕:株価操縦が目的か

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

独ドルトムント市で発生したプロサッカーチーム「ボルシア・ドルトムント」のバスを狙った爆発事件で、警察は21日に容疑者1人を逮捕した。同チームの株価操縦を狙った犯行と見られている。
事件は11日夜に発生。市内で行われる予定だったUEFAチャンピオンズリーグの試合に出場するため、宿舎のホテルから出発したバスが、出発直後に狙われた。植え込みに設置された爆弾3発が爆発、選手1人と警護の白バイ隊員1人が負傷したが、大事には至らなかった。現場にはイスラム過激派を名乗るドイツ語の犯行声明文が置かれており、警察は当初、テロの可能性があると見て容疑者1名を逮捕したが、当初から声明文の内容に不審な点が多いことなどから、当局は慎重な姿勢を示していた。
今回逮捕されたのは、ロシア系の28才の男性で、ドルトムントから450km南方のチュービンゲン市(バーデン・ビュルテンベルク州)の自宅で逮捕された。この男性は、チームの宿舎のホテルを1ヵ月前に予約。爆発現場が見える場所を指定して部屋をとっており、この部屋から、ボルシア・ドルトムント株の空売りオプション1万5000枚の手配をパソコンで行っていた。爆発事件で株価を下げて利益を上げるという寸法で、報道によるとこの取引で100万ユーロ近くを荒稼ぎしたと見られている。