大統領選挙第1回投票:マクロン候補とルペン候補が決選投票に(更新4)

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仏大統領選挙の第1回投票の開票速報が20時に発表された。首位はエマニュエル・マクロン候補((「アン・マルシュ」)で得票率は24%、2位はルペン候補(FN)で21.8%。両候補が2週間後の決選投票を争うことになる。
フィヨン候補(共和党)とメランション候補((「不服従のフランス」)がともに19%台で3位と4位を競っている。アモン候補(社会党)は6.2%で5位。右派のデュポンエニャン候補が5%で続いている。5%を超えた候補者には選挙運動の費用が払い戻される。
なお、棄権率は20%程度。
以上はまだ暫定的な結果であり、得票率には今後の発表で変化があり得るが、この順位のままなら、共和党と社会党という2大政党の候補者がいずれも第1回投票で落選するという異例の事態となった。
アモン候補は即座に敗北を認めるとともに、決選投票では「共和国の敵」であるルペン候補の当選を阻むため、マクロン候補に投票するよう有権者に呼びかけた。
フィヨン候補も20時40分過ぎに敗北を認めたうえで、大統領選挙後に総選挙で共和党を支持するように呼びかけた。また、大統領選挙の決選投票では、ルペン候補に反対してマクロン候補に投票する以外に選択の余地はないとした。
ルペン候補は21時過ぎに、決選投票進出を宣言し、支持者に感謝を表明した。決選投票の課題は「野放図なグローバル化」を阻止するために、「本当の政権交代」を実現することにあるとし、「人民の候補者」である自らへの支持を呼びかけた。
マクロン候補は22時25分頃に、「ナショナリズムの脅威に対抗して」 「全てのフランス人の大統領」「全ての愛国者の大統領」となりたいと発表し、決選投票でルペン候補の排外的なナショナリズムに対抗して、幅広く有権者の支持を求める姿勢を表明した。また、アモン候補とフィヨン候補がいち早く決選投票での自らへの投票を呼びかけたことに感謝した。
世論調査によると、決選投票ではマクロン候補が6割以上の得票率で当選すると予想される。
なお、これに先立ち、メランション候補は、有力候補のうちでは唯一、メディアが報じる得票率推定値を必ずしも信頼がおけないと拒否し、24時に見込まれる内務省の正式な発表を待った上で、自分が落選していることが確認できれば、それを受け入れると予告した。また、その場合に、決選投票に関して支持者にどちらに投票するか呼びかけることはせず、各人の判断に委ねるとした。