大学新卒者の雇用状況:10人のうち8人が就労

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APEC(管理職雇用協会)は、2015年の学卒者について卒業後1年以内の就労状況に関する調査結果を発表した。対象となったのは大学での学業期間が「3年または4年を修了した学卒者(LicenceまたはMaster1)」と「5年修了の学卒者(Master2)」の2グループ。
卒業から1年以内に就労している人は全体の平均で82%に上る。就活開始から採用までの平均期間は2.5月で、卒業から1年後に49%は最初の仕事を続けているのに対して、32%は新しい仕事に就いている。また55%は無期限雇用、38%が有期限雇用。なお、管理職になっている人は学業期間が「5年」では53%、「3年または4年」では9%と格差が大きい。年収(グロス)の中間値は前者が2万8000ユーロ、後者は2万1600ユーロとやはり差がある。就職はしたものの仕事に不満があり「食べるための仕事」と感じている人の割合は前者で24%、後者で33%。
ちなみにフランスの大学では、3年間の学業でLicence(学士)、その後の2年間の学業でMaster2(修士)の資格が得られる。ただし、修士課程でも初年度だけで学業を終える人もおり、4年修了の証書が取得できる(Master1)。なお現行のMaster制度導入前の旧制度では「4年修了」で修士号を取得でき、5年目からは博士課程だったので、今でも4年と5年の間に大きな区切れが残っている。