テロ準備容疑の2人が逮捕、大統領選に絡んだテロを計画か

Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterEmail this to someoneBuffer this page

警察は18日午前、テロ準備容疑で2人を逮捕した。マルセイユ市内の隠れ家からは自動小銃や爆発物などが多数押収された。大統領選挙に絡んだテロを準備していた疑いで、当局は取り調べを進めている。
逮捕されたのは、マイエディン・M(29)とクレマン・B(23)の2人。二人は北フランスの出身で、2015年に刑務所内で知り合い、同じく刑務所内でイスラム原理主義に傾倒したと考えられている。ちなみに、マイエディンの方は大麻取引で、クレマンの方は身分証等の偽造に関与した罪で服役していた。
当局は以前から両名をマークしており、マイエディンについては去る12月7日に家宅捜索を行い、「イスラム国」の旗を押収していた。マイエディンはこの時自宅におらず、その後行方が不明になっていたが、4月4日には、地元のルーベ市の警察署に、マイエディンの身分証と「じきに行くからほっておいてくれ」と書いた手紙が送付されたことから、当局はテロの疑いがあると見て捜索を強化。続いて12日には、共和党のフィヨン候補の写真を前に自動小銃を振りかざすなどしたマイエディンの動画が「イスラム国」関係者の間で流通しているのを情報機関が入手、当局はこれでテロの脅威を確信し、13日にはフィヨン候補ほか複数の大統領候補(マクロン、マリーヌ・ルペン候補ら含む)に容疑者2人の顔写真などを送り、警戒強化を要請、治安部隊による警護も強化されていた。18日になり、両容疑者の潜伏先が判明、逮捕に至った。
大統領選挙の第1回投票が目前に迫ったこの時点でのテロ未遂事件の発生は、選挙戦の行方に影を落とす可能性もある。

関連記事