大統領選:4候補の間の接戦に

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23日に投開票が行われる大統領選第1回投票は稀に見る接戦となっている。上位2候補の支持率が低下傾向にある一方で、その下の2候補が追い上げており、4候補に決選投票進出のチャンスがある展開となっている。
12日と13日に行われた世論調査(1509人対象)によると、投票に行くと答えた人は全体の66%に留まり、この水準は過去の実績と比べてかなり低い。有権者が態度を決めかねているのがうかがわれ、これも選挙結果を読みにくくする要因になっている。
支持率首位は極右FNのマリーヌ・ルペン候補とマクロン候補(「アン・マルシュ」)で共に22%だが、支持率はこの2週間程度でいずれも3ポイント低下している。逆に、左翼党所属のメランション候補(「不服従のフランス」は、7-9日の世論調査からで1.5ポイント上昇の20%となり、共和党のフィヨン候補(0.5ポイント上昇の19%)を抜いて3位に上昇した。フィヨン候補は巨視的にみると支持率が横ばいでさほど伸びてはいないが、確実な支持を保っていると見ることもでき、混戦になれば勝機も出てくる。
決選投票の結果予測(主要4候補の間の6通りの可能な組み合わせを示して誰に投票するかを質問)では、マクロン候補がいずれの相手にも55-64%で勝利、マリーヌ・ルペン候補はいずれの相手にも37-44%で敗北、フィヨン候補とメランション候補の組み合わせだとメランション候補が勝利(60%対40%)という結果になった。