コワーキングスペース、パリで花盛り:WeWorkも進出

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コワーキングスペースの米大手、WeWorkがパリに進出した。ラファイエット通りに1万2000平方メートルの施設をこのほどオープンした。近く、マレ地区内に7000平方メートルの新オフィスを開く予定。
パリでは、Spaces(Regus子会社)がオペラ座界隈にオフィスをオープン。市内にあと3ヵ所を開く計画を立てている。Qwerkは250人の収容が可能なオフィスを市内に開いており、近く、ラデファンス(パリ副都心)のファーストビル内の1フロアをコワーキング・スペースとする。不動産会社の子会社(ブイグ・イモビリエ傘下のNextdoor、ネクシティ傘下のBlue Office)の参入も目立っている。
利用する企業の側で、コワーキングスペースの利用はコスト節減になるだろうか。ある試算によると、賃貸契約を結んで通常にオフィスを確保した場合、従業員1人当たりの年間費用は1万2300ユーロ程度であるという。コワーキングスペースの場合、1人の利用は月額で500-800ユーロ(諸税抜き)が相場となる。ただ、例えばWeWorkの新施設の場合、1万2000平方メートルに対して収容能力は2400人に設定されており、これは1人当たり5平方メートルと、通常のオフィスに比べてはるかに小さい。利益率を確保するために詰め込んでいるわけで、洗練されたデザインとサービス重視をアピールしてはいるものの、快適性の点で同等であるとは言えない。ただ、オフィスにいることが少ないノマド型の管理職だと、通常のオフィスでコスト計算をすれば、占有時間比では高めになるため、コワーキングスペースを利用することは、コスト面でも説得力のある選択にはなる。

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