大統領選テレビ討論、群小候補が存在をアピール

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大統領選の第1回投票に向けて、立候補者全員が参加したテレビ討論会が4日夜に行われた。ニュース専門テレビ局のBFM TVとCNEWSが共同で制作、生放送した。
テレビ討論会はこれが2度目だが、前回は主要候補5人の討論で、11人の候補全員が揃うのは今回が初めて。各候補に平等に発言時間を割り振り、それぞれが見解を表明するという趣向になった。専ら「群小候補」が存在をアピールする場となり、得失を判定するのは難しい展開となった。
その中では、極左NPAのプトゥー候補が、事件報道の渦中にある共和党のフィヨン候補と極右FNのマリーヌ・ルペン候補をなで斬りにしたのが目立った。フィヨン候補に対しては、厳しい財政運営を標榜しておきながら自らは平然と利得を得ていると批判。マリーヌ・ルペン候補には、欧州を批判しておきながら欧州議会の架空雇用で資金を得て、当局に追及されれば欧州議会の不逮捕特権で捜査に応じないというというのでは「反システム」が聞いてあきれる、俺たち工員は警察が来たらすぐしょっ引かれるが、皆さんはシステムにしっかり守られておいでだ、などと歯に衣着せぬ調子で批判し、観衆の喝采を浴びる場面があった。
国営フランス2局は、23日の投開票日までにあと1回、テレビ討論を放送する予定だったが、あまり成果のなかった今回の討論を経て、実現するかどうか微妙になった。

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